筋膜の基礎と応用
唐澤 幹男
この講座について
WHO(世界保健機関)の国際疾病分類は30年ぶりに改定しFasciaが基本構造物として追加されました。日本では筋膜と訳されるFasciaですが、筋膜とFasciaは厳密にいうと同じではありません。Fasciaに介入するとしびれや違和感が改善するケースが多くあります。本講義では『筋膜の定義』『構造』『姿勢や運動、知覚との関わり』『アプローチの方法』など順を追って丁寧に学び、臨床や現場で活用する手段を学びます。
受講のメリット
本講義を学ぶことによりFasciaが関わる問題の評価方法やFasciaへのアプローチを学ぶことができます。また従来の介入方法では改善できないケースや、原因が不明確な身体のしびれ、違和感、動きにくさ、よくわからない痛みについて介入する手段を得ることができます。
担当講師
唐澤 幹男Karasawa Mikio
理学療法士
Total Body Make 代表
インソールと筋膜から体を変えるスペシャリスト。日本に15人しかいないFascial Manipulation®︎specialist。全国で年間1000人以上に講師をしている。入谷式足底板上級修了、インソール2000足以上作製、日本代表の作製実績多数。
サンプル動画
Unit | 筋膜の基礎と応用 |
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Lesson | 筋膜の基礎 |
Chapter | 筋紡錘・固有感覚と膜 |
講義映像コンテンツ
- 筋膜の基礎
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- 膜とは
- 筋膜の構造
- 浅筋膜と深筋膜
- ヒアルロン酸の滑走性と筋外膜
- 支帯
- 神経・関節・血管の膜
- 筋紡錘・固有感覚と膜
- 力学的伝達機能
- 筋膜配列とその変化
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- 筋膜配列の例(Anatomy train、Fascia Manipulation)
- 筋膜配列への介入例
- fasciaが原因で生じる症状に似た疾患
- 筋膜変性と筋膜の痛みの原因
- 筋膜の変性とその影響
- 筋膜と静的姿勢・姿勢代償
- 筋膜と運動の関連
- 筋膜の評価と介入
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- 筋膜評価
- 筋膜の治療理論
- 筋膜調整の禁忌あるいは注意が必要な疾患
- 徒手介入のポイント
- マッサージガンのポイント
- 筋膜介入のポイント
- 頭痛、目の痛みに対する介入
- 上肢の痺れ、痛みに対する介入
- 腰痛や体幹への介入
- 下肢の痛み、痺れに対する介入
- 筋膜に対する運動療法のポイント
※2019年7月1日現在。
カリキュラムは随時追加・更新されます。