運動器における超音波エコーの基礎とエコー活用法の紹介
echoこの講座について
運動器超音波エコーはまだ歴史の浅いツールです。しかし、近年工学・画像処理技術向上の恩恵を受けてMRIよりも分解能(時間・空間・濃度・距離・速度)が高くなってきており、今まで見えなかった組織が見えるようになってきました。エコーは侵害刺激が無く、即時性のある、動的評価ができる唯一のツールです。また様々なアイデアを駆使して、体内で起こっている病態の把握・解明に利用でき、臨床やスポーツ現場での素早い対応、正しい治療に導けるとても有効なツールです。本講座では特にスポーツ分野に特化して、痛みを中心とした症状の理解と、超音波エコーの基礎、実際の現場での利用方法の提案を操作と画像を呈示しながら学んでいただきます。今まで想像でしかなかった病態の解釈が、視覚的に確認しながら行えるようになる為の基礎をお伝えしたいと思います。
受講のメリット
エコーを活用することで病態や組織の状態を評価して有効的な治療ができるようになります。特に動的評価は今までの概念を変えることができます。多業種間の共通言語としても有用です。超音波エコーは動的評価にとどまらず、治療前後の効果判定、治療手技の視覚化も可能で、個人のスキルの差を埋められる可能性があり、更なるスキルアップに繋げられます。
担当講師
岸田 敏嗣
Kishida Toshitsugu 理学療法士 株式会社運動器機能解剖学研究所 取締役
30年以上急性期病院から難病・重心、内部疾患など様々な分野での理学療法を経験し、整形外科リハビリテーション学会の設立・運営に関わる。現在は臨床と教育機関、学会理事としての指導経験を生かし、運動器機能解剖学研究所と整形外科クリニックにて臨床・教育を行っている。
この講師の経歴や
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サンプル動画
講義映像コンテンツ
- 超音波エコーの基礎知識の整理
- イントロダクション
- エコー評価の紹介
- エコーの有用性と限界
- プローブの種類と特性
- 撮影モードについて
- その他の基礎
- アーチファクトについて
- 骨格筋の評価について
- 神経の評価について
- 脂肪体の評価について
- 超音波エコーの実際
- 骨、筋、筋膜、神経、血管、脂肪の画像の説明と各組織 の動きの説明
- 血管を使っての断面の読み方およびプローブ走査の説明
- 超音波エコーの活用法 ~トレーナーとしての活用を考える~
- 脂肪厚
- 筋損傷(肉離れ)
- 膝水腫
- 肩関節痛の原因
- 野球肘・OCD
- 肘伸展時痛(肘頭窩脂肪体)
- アキレス腱周辺部痛(アキレス腱炎・kagers fat pad)
- 踵部痛(踵pad)
- 総まとめ
- 参考文献
- 参考文献
※2025年3月19日現在。カリキュラムは随時追加・更新されます。

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